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NARUTOのイルカシカマルイワシライドウあたりメインのブログサイト。
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微エロ注意




あ、ナルトじゃねえか。
「シカマル!こんなとこで何してんだ?」
ん、公園で昼寝してて、その帰り。お前は?
「これからイルカ先生んちで鍋すんだ!ここんとこ忙しかったみたいでなかなか会えなかったから楽しみだってばよ」
へえ‥‥ほんと仲いいな。
「シカマルも来るか?」
え?いや、いいよ。呼ばれてねえし。‥‥いいって言ってんだろ!腕掴むな!
「ま、ま、いいじゃん!鍋は人数いた方が楽しいだろ!」
あのなあ‥‥こいつはまったく、人の話を聞かねえ。
 
嫌な予感がするんだよなあ。
だって俺、知ってるんだ。
今日はアスマも久しぶりの休みだって。

「イールーカーせーんせーい」
でけー声‥‥そんなドア叩かなくたって聞こえてるっつうの。
あ、イルカ先生の声だ。‥‥声と、何かガタン!って物音したけど、大丈夫か?中にふたり分の気配ある気がするのは気だけであって欲しい。
「よう、ナルト。シカマルも来てくれたのか」
俺、いていいのかよ。ていうか俺ら、いていいのかよ。おい、ナルト。ナルト‥‥お前は無邪気でいいなあ。イルカ先生の顔がちょっと火照ってるのとか、玄関に大きい靴あるのとか、気にならねえのかよ。だから腕離せって。
 
あーあ、すぐ帰るつもりだったのにあがっちまったじゃねえか。もー知らねえぞ、俺。
「あれっ、アスマ先生じゃん」
「よう」
こっち見て笑ってんじゃねえよ。ナルトはアンタらのこと気付いてねえんだからな!余計なこと言うなよ。こいつにとってイルカ先生がどんな存在か知ってんだろ。
「イルカ先生とアスマ先生が仲いいなんて知らなかったってばよ」
ほら、言ってんじゃん。
まあでも俺は知ってるからさ。
俺ら邪魔なんじゃねえの、って、ナルトに聞こえない程度の声量にしとくよ。
「し、シカマル?な、に、言って」
そんなうわずった声出したら駄目だろ、ほらナルトがこっち見て不思議そうな顔してる。イルカ先生、何でもない何でもないって、慌てすぎ。手振りすぎ。そしてナルトは疑わなさすぎ。何でもないわけねえだろ、こんなうろたえてるのに。
「じゃあ俺、鍋の準備してくるな」
あ、イルカ先生が逃げた。
ナルトって結構人懐っこいよなあ。熊みてえなアスマの隣に平気で座ってよ。まあ、見た目程怖い奴じゃねえけどさ。
「なー、アスマ先生ってイルカ先生の家によく来るのか?」
「ん、ときどき、今日みたいに突然押しかけるな」
「へえ。意外だってば。何つながりなんだ?」
「あー、イルカがお前ぐらいの年の頃はよくうちに遊びに来ててな」
アレだろ、イルカ先生が両親亡くしてから、家族ぐるみで仲良かったアスマんちが面倒見てたって話だろ。
「イルカ先生って昔はいたずら小僧だったんだろ!今じゃ想像できねえけど‥‥」
え。それは初耳だ。嘘だあ、あんな真面目が先生になったような人がか?
「そうだったな、中忍になるまでは‥‥まあでも、今とそんな変わってねえよ」
「そうかあー?」
全然違うだろ、いたずら小僧とは‥‥。
5年くらい会わない期間あったけど、寝顔と寝相は全然変わってなかったぜ」
「ああ、イルカ先生ってば寝相わりいもんなあ」
エロオヤジ‥‥こっちちらっと見て笑うな。
ナルトは気づきもしない。羨ましい奴‥‥。
「あと風呂が長いとことか、身体洗う順番とかな」
おい、それは話し過ぎなんじゃねえの。か、身体洗う順番って。イルカ先生とアスマが風呂一緒に入ってるとこなんて想像させんなよ!絶対狭いだろ!
「そうそう、風呂長いんだよな!一緒に入ってたら俺絶対のぼせるもん」
ナルト、お前‥‥鈍感って羨ましい。鈍すぎだと思うけど。
「アスマ先生、もう煙草は消して下さいよ」
あ、イルカ先生戻ってきた。今の話は聞こえてなかったか‥‥聞いてたら、有無を言わさず鉄拳が降り注いでたはずだもんな。アスマすら恐れるという。ちょっと見てみたい気もする。
 
おー、鍋だ。
うちではあんまりしないし、しても3人だからなあ。今日はナルトがいるから5倍はうるさいだろ。こんなにぎやかなの久しぶり。ナルト、野菜避けんなよ。だから背伸びねえんだよお前は。白菜うめえぞ。肉ばっか取るな。
 
‥‥なんかなあ。
 
楽しいよ。
楽しいけど。
ナルトに野菜取ってやったり口ぬぐってやったりするイルカ先生をアスマがじっと見てるのとか。
ポン酢取ってってイルカ先生に頼むときアスマが軽くボディタッチするのとか。
ナルトがテレビに気取られてるのをいいことにイルカ先生の髪をアスマが引っ張ったり撫でたりするのとか。
そんなアスマにイルカ先生は顔赤くしてちょっと怒るんだけど、アスマはそれも「かわいいなあ」って言わんばかりの顔で見てたりさあ。
俺はいちいち気になるんだよ!!
このふたりがそういう関係だって知ってたら気になるだろ。気付いちゃうだろ。
何かもーアスマがお父さんでイルカ先生がお母さんで、俺とナルトが子どもみたい。あ、やべえ、これはしっくり来すぎる。イルカ先生は絶対割烹着が似合う。
‥‥あー、くそ、俺までおかしくなっちゃうだろ!
早々に退散しようー‥‥。
「なー、イルカ先生、今日泊まってっていいか?」
「へっ」
バ、バカ!ナルト!さすがにそれはまずいぞ!
「だって久しぶりに来たしよー」
猫みたいにイルカ先生にじゃれついてやがる。イルカ先生もナルトの頭撫でて、さっきアスマがしたみたいな「かわいいなあ」の顔になってる。
でもさ、ナルトのためにもイルカ先生たちのためにも、ここはきちんと断った方がいいと思うんだが‥‥。
「いいじゃねえか。ケチケチすんなよイルカ」
‥‥アスマ?アンタ、自分で何言ってるかわかってるのか?
あれ?それともアスマは泊まる気じゃなかったのか?いや、今日は休みで明日も午後からの任務って嬉しそうに言ってただろ。何考えてんだ。‥‥まさかとは思うが‥‥アンタ‥‥
「あ、アスマ‥‥アスマは?」
イルカ先生、「先生」付けるの忘れてるぜ。
「ん?俺も泊まるけど?」
うわ‥‥なんか、そのまさかが当たりそうな予感。いや!でも俺は被害に遭うのはごめんだから!俺は帰
「シカマルも泊まってくだろ?」
な、ナルト‥‥お前は黙ってろ!俺は帰r
「何言ってんだ、おめーも泊まってけ」
にやにやすんな、バカアスマ!
イルカ先生は混乱した顔をしてる‥‥アスマの真意が読めないんだろう。
3人も泊まっても、寝るスペースねえだろ。
うん、正当な理由だ。イルカ先生んちはそんな広くねえもん。
「俺とイルカは床でいいから、お前らはベッドで寝れば」
アンタこそが黙っててくれ、アスマ。おい、ナルト、楽しそうな顔すんな。お泊まり会とかそんなかわいいもんじゃねえぞ、これは。
 
嫌な予感どころじゃねえ。
だって俺、覚えてるぞ。
アスマが「ギャラリーのいるセックスしてみてえ」って言ってたの。
 
 
 
‥‥なのに何で俺はナルトと悠長に風呂になんか入ってんだ?
つーか子ども扱いしすぎじゃねえのか?12歳はもう一緒に風呂に入るような年齢じゃねえぞ。
そしてイルカ先生と入りたいって言ったナルトに、イルカはもう入ったから、ってアスマが言ったのは何だったんだ。ヤメロ。想像させんな。
もー‥‥帰りたい‥‥。
「なあ、シカマル」
あ?珍しく神妙な顔して、どうしたんだ。
「イルカ先生って恋人できたのかな」
は!?
な、なに?お前そういう発想あったの?もしかしてやっぱりさっきの言動で気付いたか?そうだよな、さすがに気付くよな、身体洗う順番とまで言ったもんな‥‥。
「最近任務が忙しいって言うけど、さっきちらっとスケジュール見たら休みちゃんとあったから‥‥俺と会う暇がねえだけなのかなあって」
‥‥‥‥お前さ。そこは察してるのに、相手が誰かまではわかんねえのか?
「イルカ先生、早くお嫁さん欲しいって言ってたもんなー。結婚とかすんのかなあ」
嫁はしばらくはないと思うぞ。
どっちかって言うとイルカ先生が嫁なんだぞ。
とか思ったけど言わないでおくよ‥‥仕方ねえから。
 
風呂、ちょっと熱い。
ぬるめのに長く浸かってると眠っちまうからその方がいいっちゃいいんだけど。
ナルトはまだ入ってんのか‥‥俺はもう上がろう。
 
 
「‥‥も、やめて‥‥」
ん?ドアの向こうからイルカ先生の声が‥‥。
‥‥。
‥‥‥‥。
「あっ‥‥あ、あいつら、上がってきちゃうから‥‥や、やめ、」
うわああああっ!!!!
うわ。サイアク。ちょっと待て、待て待て待て!!
「こんな状態じゃつらいだろうが。もう少しなんだろ?」
「ん、んっ‥‥」
おいおいおいおい‥‥そりゃ、風呂場までは声聞こえねえけど!その間はふたりっきりだけど!き、キスするとかその程度にしとけよ‥‥!!
「あ、アスマ‥‥」
「ん」
「‥‥っ焦らさないで‥‥」
や、やめろ。マジでやめろ。そんなとこに入っていけねえし、脱衣所で待っててナルトが上がってきたらきまずいし、何て言っていいかわかんねえし、でもここで終わるまで声聞かされるのも勘弁だし‥‥うわああ!!ていうかナルト!まだ来るなよ!絶対来るなよ!!
「んん‥‥も‥‥っ、は、はやく、」
わー‥‥あ?今、ガチャって‥‥げ!ナルト、上がってきやがった!!
まだ駄目だって!タイミング最悪!ちょっ‥‥ゆっくり着替えろ!!
「あ、あっ、今、ドアの音‥‥っ」
「早く出さねえと来ちまうぞ」
ど、どうしよう‥‥!まだ終わんねえのか?ナルトにばれるのはまずいだろ、まずすぎだろ。無理だろ!
‥‥声聞こえなくなった。どうなんだ?終わったのか?確かめる勇気はねえぞ!ナルト、もう少しだけ待っ‥‥
「あれ、シカマル。そんなとこで何してんだってばよ」
て、てめえ‥‥!!空気読めないにもほどがある‥‥!
イヤ。ちょっとめまいがしてて。
「大丈夫か?のぼせたのかよ。顔赤いぞ」
ほら、俺たちの声聞こえただろ。もう終わったよな?終わってなくても止めたよな?信じるぞ?
「イルカせんせー、喉かわいたー」
「あ、ああ」
‥‥良かった。終わってた。
イルカ先生の顔真っ赤だし、息荒いし、唇濡れてるし、涙目だし、アスマは新しい煙草つけてるし、にやにやしてるけど、もう全部見なかったことにして、俺も牛乳もらおう。
「シカマル、顔赤いけどのぼせたか?」
アスマ、てめーわかってて言ってるだろ。
「そうみたいだってばよ。俺より早く上がったのに。そこの壁に寄っかかってたもん」
ナルト‥‥余計なこと言うな。イルカ先生がますます赤面してるから。何でお前気付かないの。
 
 
まあ、このくらいは大したことじゃなかった。
ナルトが寝静まってからが、本当の地獄だった。
 
 
 
 
 
 
快楽主義なアスマさん。
続きは3Pですが大丈夫でしょうか。
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