NARUTOのイルカシカマルイワシライドウあたりメインのブログサイト。
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※いきなりエロ(微エロ?)注意
※でも萌えややらしさは狙ってません。ギャグです。
※でも萌えややらしさは狙ってません。ギャグです。
どうしてこんなことになったんだっけな‥‥。
俺は冷や汗をかきながら、シカマルの首筋にキスを落とした。
荒い呼吸にときどき小さな叫び声のようなものが混じる。そのたびに手を止めて、シカマルの反応を伺うのだが、シカマルは俺が顔を覗く前にそっぽを向いてしまう。
俺としては‥‥発達しきってないシカマルの身体に、性の味を覚えさせるのは気が引ける。
12歳ってもうそういうのひとりでする年だったか?自分の昔を思い出してみてもあやふやだ。12っていったらちょうど両親がああなってごたごたしていた頃で。でも多分、俺がこういうこと覚えたのってそれより後だった。と思う。あれ?後だったよな‥‥?アスマ‥‥先生、が何か変な本くれたのはいつだったかな、13歳くらいか?アカデミーは卒業していたような‥‥。オヤジの部屋から持ってきたとか言って、けっこう凄いのもらったんだ。3代目ってあんな本読んでたんだな。
そんなことをぼやぼやと考えていたら、手の方がおろそかになっていたようで、シカマルがつらそうな声を上げて俺にしがみついてきたので、慌てて動きを早めた。
といっても、どんな風にしたらいいのか‥‥だって自分以外のもんなんて触ったことないから勝手がわからん‥‥あんまり強く擦ると痛いのだろうかと思って、先端部分を撫でたり、軽く包み込んで動かすくらいしかできない。
やっぱり射精させるまでしないと駄目だよなあ‥‥何か、凄く悪いことしてる気分だ。
後ろめたい。
罪悪感。
だってほんと身体ちっちゃいんだ。細くて薄くて。こんなんで中忍としてやっていけんのかなって心配になるくらい。毛はさすがに生えそろってるけど、無かったら俺絶対触れなかったぞ。
やんわり撫でながら、このままなんとなく波が引いてくれないかな、と情けないことを思った。他の場所も触ったらいいのかな。だから俺は経験が浅いからよくわかんないんだってば‥‥足とか腰とか、そっち触って注意をそむけることによって徐々に興奮が治まったりは‥‥しないか?
しかしシカマル、俺の気持ちをよそに、何というか、先走りの液が結構な量出てきてるんだが。多い人なのか。パンツ濡れちゃうな。脱がせた方がいいかもしれない。そうするとシーツが濡れるだろうけどそっちは替えあるし。
よし、と思い立ってシカマルのズボンとパンツを脱がしにかかった。身体に変に力が入っていて脱がしにくい。何かちょっと抵抗もされてるし‥‥何で嫌がるんだ?
「じっとしてろ」
困った俺はシカマルの耳元でつぶやいた。するとシカマルは、びく、と身体を震わせたかと思うと一気に大人しくなった。‥‥面白い。
ずる、とようやく下着を取り去る。シカマルはずっと腕で顔を隠していたが、再び触れ始めると目の部分だけ開けて俺の方を見た。何か言いたげだ。
‥‥やっぱり俺が下手くそとかそういうことだろうか。し、仕方ないだろうそれは。男相手は未経験だ。初心者だ。若葉マークだ。木の葉の里の忍びで若葉マーク。いやそんなことはどうでもいい。とにかく、最初からそんな気持ちよくできるはずがないだろう。年上だからって甘く見るなよ。いやこの場合はからく見られてるのか?ううん‥‥。
とかそういうどうでもいいことを考えているから駄目なんだな。考えるだけで終わって、きちんと言葉にして相手に伝えないから駄目なんだ‥‥。
シカマルは言いかけてはやめ、の仕種をさっきから何度かしている。俺の前ではよく見せる行為だ。
シカマルもシカマルで、気遣わないではっきり言ってくれていいんだけどな。未だに俺のこと先生付けで呼ぶし、敬語使うし‥‥なんだよ、アスマには呼び捨てでタメ口なのに。くやしい。
「シカマル?」
仕方ないので聞いてみる。
「どうして欲しいのか言ってくれないとわかんないぞ」
聞けば言ってくれると思ったのだが、何故かシカマルは目見開いて黙ってしまった。
言い方がまずかったのだろうか?思ったことを言っただけだ。どこをどうされたら気持ちいいのか教えてもらわないとわからないし‥‥変じゃないよな。
ゆるゆると手を動かしてシカマルの言葉を待ったが、シカマルは口を手で覆って目をギュッとつぶって、一向に何か喋る気配が無い。
もしかしてもう止めた方がいいのかな‥‥でもシカマルの身体、治まってないしなあ。このままじゃつらいだろ。
そうだ、俺がこんな状態にしたから、このままじゃつらいから責任取れっつって、こういうことになったんだった。でもシカマルが大人のキス教えて欲しいなんて言うから。大人のキスっつうと舌入れたりするだろ。舌入れてキスしたら身体興奮もするだろ。不可抗力だ。元はシカマルが誘ったんじゃないか。
しかしこのままゆるゆるしていてもどうしようもない。何とか言ってもらわないと。
「どうして欲しい?」
シカマルの、口を覆っていた手を離させて、ちゅうとキスして聞いた。
シカマルはまだ顔をそむけようとする。往生際の悪い‥‥俺は触っていた手も使って、シカマルの身体を抱き込んだ。
「シカマルはどうされるのが気持ちいいんだ。言ってくれないと‥‥俺、俺はお前が思ってるほど大人じゃないんだぞ」
シカマルはよく「子ども扱いすんな」って言うけど。俺だってあんまり大人扱いされると困るんだ。わかってんのかな、そういうの。
上体を少し起こして見下ろすと、月のわずかな光だけでもわかるくらい真っ赤な顔で、シカマルはようやく口をひらいた。
「あ、の‥‥ちゃ、ちゃんと」
「ん?」
「‥‥ちゃんと触ってくれねえと、つらい」
ちゃんと、と言われても。俺はまた困り果ててしまった。
もっと強めに触ってもいいんだろうか?いやいや、俺のごつい(シカマル比だ、あくまで)手でぐりぐり責めたら痛いんじゃないのか?こういう行為初めてなんだから、最初の俺がトラウマ作るわけにはいかない。責任重大だ。あ、いや、俺の次に誰かいるのかとかは考えたくないんだが。でもやっぱシカマルだって子ども欲しいかもしれないし‥‥俺も欲しいけど‥‥。
「どこを?」
包む力を少しだけ強くして再び動かして、シカマルの耳や首にキスしながらさらに聞いた。するとシカマルは、ぶる、と震えて、わずかに首を横にふるふる振った。
痛かったのか、それとももう嫌になったのか‥‥どっちにしろ、これは「やめろ」ってことだよな。でも、その身体はどうするつもりだ?すっごい濡れてきてるからもう少しで終わるんじゃないのか。嫌でも最後までしちゃった方が早い気がする。
まあ、だとしてもこれは俺の考えで、シカマルが嫌なら強いることはできないだろ。あくまでもシカマルの気持ちを優先させるべきだよな‥‥ん、でも、別にどうしても俺がしなきゃってことではないんじゃないのか?
「‥‥自分でするか?」
俺は手を止めて言った。シカマルはまた口の辺りを覆ってしまっていたが、俺の声を聞いてハッと顔を上げた。
「な、な、何‥‥言って‥‥」
「だって‥‥俺じゃどうするのがいいのかわかんないし‥‥シカマルは教えてくれないし」
少し拗ねた声になった。な、情けない、俺。
とにかく、俺がするより自分でちゃちゃっと済ませちゃった方がいいんじゃないのかと。俺に触られるの嫌ででも身体を静めたいのならそれが最善策だろう。
「む、無理っす、そんなん」
だがシカマルは小声で、心底困ったように言った。顔は今にも泣きそうに歪んでいる。
え。何で困ってるんだ。どっちかっていうと俺が困ってるんだぞ。
まさか自分でしたことないとか‥‥え?そりゃしてなくてもおかしくない、シカマルって淡泊なイメージあるし。でも自分でしたことないのに俺にしろなんて言わないだろ。それとも慣れないキスとかして急にそういう、その、やらしい気分になっちゃったってことなのか。えええ。射精の経験無いなんて言わないよな?夢精くらいは‥‥どうなんだっけ、12歳ってどうなんだ!俺保健体育は専門外だぞ!ああでも個人差あるよなあ‥‥そんなこと言ってたら全くわからないぞ。
あ、本人に聞けばいいのか。そうか。何だ。すぐ自分の頭の中で解決しようとするからダメなのか、俺は。
間抜けな思考回路は5秒で捨てて、なるべく優しくシカマルの頬を撫でながら俺は言った。
「したことないのか?」
「!‥‥‥‥、‥‥‥‥っ、」
優しくしてるはずなのに、シカマルは目を見開いて口をぱくぱくさせた後、涙目のまま俺を睨んで唇を噛んだ。
えええ‥‥なんかもうお手上げだ‥‥ど、どうしたらいいんだ?
あるのかないのか。あるなら自分でするのが1番だろうし、ないなら俺がするしかない。シカマルの返答次第なのに‥‥何で俺が睨まれるんだ!
「教えてくれないとつらいのはシカマルだろ?」
「‥‥‥‥な、なんで」
え。
「なんでそんな意地悪いんすか、イルカ先生、‥‥なんか怒ってんのかよ」
い、意地悪!?
「意地悪なんかしてないだろ、俺はただ‥‥」
「じゃあ何で俺にそういうことさせようとしたり言わせようとしたりするんだよ!楽しいのかよ!」
つ、とついにシカマルの目から涙が一粒だけ落ちたのが見えた。
何でシカマル怒ってるんだ?何で俺怒られてるんだ。
「そういうことって‥‥どういうことだ」
俺が浮かべているおっきいはてなマークが目に入らないのか、シカマルは震える声でまた怒鳴った。
「だから‥‥そ、そういう、恥ずかしいこと言わせようとすんの、嫌だっつってんの!」
恥ずかしいこと?
言わせようとしたのか?俺が?
そりゃ、でも、だって、どこが気持ちいいかとか言ってくれないとわからないだろ、何回も言うようだが。
心転身の術が使えたらシカマルの身体に入って確かめられるけど、俺にはあいにく使えないし。こういうときに忍術ってのもどうかと思う。
「焦らしてばっかだし‥‥すげー悪趣味」
悪趣味!?
「し、シカマル、何か誤解してるぞ。俺はほんとにどうしていいかわかんなくて」
「‥‥っい、イルカ先生が、普段‥‥してるようにしてくれりゃ、いーだろ‥‥」
目を擦りながらシカマルはつっかえつっかえ言った。
「普段してるようにと言われてもだな‥‥体格差あるし、されるのはシカマルなわけだし、やっぱりシカマルが普段してるようにするのが1番いいんじゃないのか?」
これ以上誤解を招かないように、思ったことは声に出していかなきゃならんな。
「いーって‥‥イルカ先生に‥‥してほしいんだしよ‥‥」
そうは言っても、気持ちいい方が絶対いいのに。
「でもかわいいなあ、なんか」
「!!」
あ、しまった。違う、違うんだ。言おうと思ったのはそのひとつ前の行で。
しかし時既に遅し、シカマルは見るからに不機嫌そうな顔でそっぽを向いてしまった。
ああ‥‥ちょっとだけいい雰囲気に戻ってきてたのに‥‥。
でもまあシカマルが考えてたこと、俺がこれからすべきことは何となくわかった。気がする。
「じゃあ‥‥つまり、俺に好きにされたいんだろ?」
「!?」
変な意味で言ったんじゃないのに。
言葉の解釈って難しい。
(了?)
どうしてもイルカさんとアスマさん幼馴染み設定。
わかりにくいかと思うので以下解説‥‥解説とか恥ずかしいので反転で。
シカマルの解釈:
先端ばっか触るイルカさん→亀頭責め!?(棒部分触られないと射精できなくて凄いつらい)
「どうして欲しい?」→言わせんのかよ!
「俺はお前が思ってるほど大人じゃないんだぞ」→「大人じゃないんだから早く言わないと、焦らされると大変なことになるぞ」→脅し!?
「どこ触って欲しい?」→どこまで言わせんだよ!
「自分でする?」→してみせろってことか!?
「したことないの?」→だから言わせんなよ!
「かわいいなあ」→やっぱりわざとやってたんじゃねえか!
最後の→緊縛は勘弁してください。
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何度も…。
こんにちは。
何度もお邪魔しております。
イルカ先生…。天然すぎ…。
そして、誤解を招く発言ばっかしてるし。
天然言葉攻め…。いいですねvv
そりゃ、シカマルすねちゃうよ…。
イルカ先生じゃないけど、涙目のシカは
かわいいなぁ~~♪♪
PCの前でニヤけている自分が痛いです…(--;)
また来ます!!
何度もお邪魔しております。
イルカ先生…。天然すぎ…。
そして、誤解を招く発言ばっかしてるし。
天然言葉攻め…。いいですねvv
そりゃ、シカマルすねちゃうよ…。
イルカ先生じゃないけど、涙目のシカは
かわいいなぁ~~♪♪
PCの前でニヤけている自分が痛いです…(--;)
また来ます!!
コメントレス>ショウ様
何度でもお越しください、ありがとうございます!
いや‥‥ほんとなんか、すいませんでした。
このシリーズのイルカさんはとことん天然で情けなくしたくて。
本人はそのつもりは全くないんですが、シカマルの中では鬼畜、サディストと認定されました。
あと自分は勘違いとか誤解とかのネタが好きなようで‥‥。
涙目だの顔真っ赤だのよくやらせるんですけど、原作のシカマルは驚くほど恥ずかしがらない子で困ります。
PCの前でニヤけているショウ様のコメントを見てニヤけている自分はもっと痛いですね!いいですよね別に!
これからもどうかよろしくお願いします、懲りずに書きますので‥‥本当にありがとうございます(´∀`)
いや‥‥ほんとなんか、すいませんでした。
このシリーズのイルカさんはとことん天然で情けなくしたくて。
本人はそのつもりは全くないんですが、シカマルの中では鬼畜、サディストと認定されました。
あと自分は勘違いとか誤解とかのネタが好きなようで‥‥。
涙目だの顔真っ赤だのよくやらせるんですけど、原作のシカマルは驚くほど恥ずかしがらない子で困ります。
PCの前でニヤけているショウ様のコメントを見てニヤけている自分はもっと痛いですね!いいですよね別に!
これからもどうかよろしくお願いします、懲りずに書きますので‥‥本当にありがとうございます(´∀`)