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NARUTOのイルカシカマルイワシライドウあたりメインのブログサイト。
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アスマ総受気味ですが準備はよろしいですか?
キャラ崩壊も注意。
性描写有。


「ふ、あたしの負けよ、猿飛アスマ‥‥ご褒美に、ステキな地獄を見せてあげる。食らいなさい!『ベーコンレタスの術』!!」
 
Bランクの任務だった。
何の滞りもなく終わるはずだった。実際、終わりかけていた。
俺が倒した敵のくのいちが、そんな術を使うまでは。
 
「ぐっ‥‥」
不思議な閃光に包まれ、膝をついた。慌てて紅が駆け寄る。
「アスマ!今の術は一体‥‥!?」
「ふふ、ははははは!‥‥ぐふっ‥‥」
敵くのいちは高笑いすると、その場に倒れた。
俺は大きく息をついて座り込んだ。
「大丈夫?」
「ああ、何ともない」
感覚を確かめるように、手を開いたり閉じたりしてみる。
全身を気持ちの悪い蛇が走ったような感じが一瞬したが、今は何の違和感もなかった。
「何の術をかけられたのかしら‥‥」
「身体に特別異常は感じない。帰ってから5代目に診てもらおう」
不安げな紅に笑いかけて、立ち上がった。
 
 
「ご苦労だった。最近働きづめで悪いね‥‥2日間の休養を与える。身体を休めてくれ」
「ありがとうございます」
5代目の元に任務の報告をしに行き、そのついでに術について切り出した。
「『ベーコンレタスの術』‥‥確かにそう言ったのかい」
「はい。‥‥あの、ご存知なのですか?」
5代目の顔色が変わったので、紅は心配そうにこっちを見た。
大した術ではないと踏んでいたのに‥‥俺もさすがに息を呑む。
「ああ‥‥それを、よりによってアンタが受けちまったんだね?」
そう言って5代目は頭を抱えた。
「どんな術なんですか?そんな酷い――?」
「まあ、命に別状はないし、対処法ははっきりしている。そこが重要だ」
落ちつかせるようにゆっくりと言う。それはいいとして、
「一体何なんです」
俺はしびれを切らして言った。5代目は言いにくそうにしていたが、やがて口をひらいた。
「ベーコンレタスとは‥‥BLの隠語だ。そう、昔は『BLの術』と呼ばれていた」
BL?」
「ボーイズラブの略だ」
「‥‥は」
俺と紅は気の抜けた声を出した。一応知識としては知っているが‥‥つまり、それのことだろうか?
「ぶっちゃけて言うとな、アンタはこれから男にもてることになる。物凄くもてる。そして、男と関係を持たないとその術は解けない」
話し始めると5代目は一気に吐き出した。
「正確には自分以外の誰かの精液を体内に取り入れないといけない。口からでもいいけど肛門の粘膜からの方がいいな、即効性がある。そしてそれは同じ人間のを5ml以上でないと効果がない。まあ‥‥大体2回分だ」
「あの、ちょっと待ってください」
「何だ」
今度は俺が頭を抱える番だった。今、この人は何と言った?男と関係を持てと?精液をどうしろって?
「よくわかんねえが‥‥えー、ほうっといたらどうなるんですか?」
「ずっと男に追い回されるね。好かれる、なんて程度じゃない。これから身をもって知ることになるが、実力行使に出る者もあるだろう」
「実力行使って‥‥」
「命に別状はない、でも強姦ぐらいはされるかもね‥‥」
「ご‥‥!?俺が!?」
どこのどいつが190cmもある自分を犯したいなんて考えるのだ。だが5代目は至って真面目に、そして気の毒そうに俺を見ている。マジ、なのか‥‥?
「ま、そうなる前に適当な奴で対処するのをすすめるよ。色街に行けばきれいな子だっているだろう?頑張りな」
 
 
「ありえねえ‥‥」
「げ、元気出しなさいよ‥‥くっ‥‥」
「笑うな!」
吹き出す紅を睨みつけた。紅はごめんなさいと謝ったが、まだ頬がひくひくしている。
「でも綱手様もおっしゃってたでしょう?ちゃちゃっと済ませちゃいなさいよ」
「そんな簡単なことじゃねえだろ!俺は死んでも掘られるのは嫌だ」
「じゃあ口で飲むしか‥‥痛っ!私に八つ当たりしないでよ!」
紅は怒鳴ったが、俺のあまりの落ち込みように同情したのか、何とか励まそうとしてくれた。
「ねえ、誰かいないの?こいつになら抱かれてもいい、みたいな」
「いねえよ‥‥男だぞ‥‥」
「そうだけど。5mlなんてほんのちょっとじゃない。すぐ終わるわよ‥‥きっと」
「どんな味なんだ?」
「え!?それは‥‥せ、セクハラよ!」
真っ赤になった紅を見て少し元気が出た。
「仕方ねえか、さっさとしねえと任務に支障が出るかも知れねえしな」
「そうよ、敵に捕まって輪姦なんてのよりマシでしょう?」
「‥‥何がセクハラだよ‥‥」
俺はやっぱり深い溜息をついた。
 
 
とはいえ、誰のを。
掘られるのは絶対に嫌だから、口から取り入れるしかない。
色街‥‥になんて行ったら、変な噂が流れる可能性がある。現在特定の恋人はいないにしても、これから人生を共にする相手の候補を失いかねない。誰にもばれず、後腐れなく行為を終わることが出来る男‥‥そんなの、いるのだろうか。
とりあえずぶらぶら歩いてみると、なるほど5代目の言った「好かれる、なんて程度じゃない。これから身をもって知ることになる」という言葉がよくわかる。その辺の男が片っ端から自分に目を奪われているのだ。よく見ようと身を乗り出す者もいる。ちょっとした有名人気分だが、男は皆狼であるが持論の俺にはただ恐ろしいばかりだ。あまり目立つ場所には行かない方がいいだろう。
「アスマ、帰ってきてたんだ」
不意に後ろから声がして振り向くと、そこにはへらへらと笑っている銀髪の人物。
「カカシか‥‥」
「浮かない顔だねえ。どうしたの?‥‥あれ」
カカシは俺の顔を覗き込んで、目を丸くした。
「何かアスマ、いつもと雰囲気違う」
そう言ったカカシの瞳の奥に、何やら危険な光を見た気がした俺は、無意識に後ずさって言った。
「気のせいだろ。じゃあな、俺急ぐから」
「あ、ちょっと」
カカシはまだ何か言いたげだったが、かまわずその場を走り去った。
あいつは駄目だ‥‥俺は走りながら身震いした。木の葉一の床上手と噂されているが、あいつの毒牙にかかったやつがどんな末路を辿ったか。それにカカシなら口で2回分飲む、ぐらいで済まされるはずがない。
「そんなに急いでどこ行くんだ、アスマ」
次に声を掛けてきたのはゲンマだ。30歳のこいつならそう無茶もしないだろうか?いやいや、射精までに時間がかかるかもしれない‥‥それに主導権を握られそうだ。掘られる危険がある。
二言三言話して逃げるように立ち去った。ゲンマの瞳にもやはり雄の光が宿っていた。
「おお、アスマ!青春だな!ランニングか?俺も付き合おう」
来んな!と一蹴した。ガイは無理、絶対無理。
「アスマぁ、飲みに行かなーい?」
アンコ、お前は女だろうが!
「アスマは俺と飲みに行くよな?」
アオバ‥‥こいつのことはよくわからんが何となく危険な香りがする。却下。
「何言ってんだ、アスマは俺と一晩語り明かすんだ」
ライドウ、お前まで‥‥いや、術のせいだ。仕方ない。
「おっ、アスマ先生、うちのいのがお世話になって」
いのの父親‥‥既婚者は駄目だ!
「よう、1杯食っていかないかい」
一楽のオヤジまで‥‥。
「‥‥アスマ先生」
「本当だ」
「こっち見た!」
シノ、ネジ、キバ‥‥おめえら相手じゃ犯罪になるから無理。
 
と、会う男会う男評価して走り回っていたら、日が暮れていた。
問題のない相手がいない‥‥俺は深く深く溜息をついた。こうなったら適当にその辺のを捕まえてやるしかないのか。そう自棄に思っていたときだった。
「アスマ先生?どうしたんですか、そんなとこに座り込んで」
「‥‥イルカ」
俺はイルカの顔をまじまじと見た。イルカはきょとんとしている。
今までの奴らが見せたような雄の光を感じない。秘密も守るだろうし、人間としても悪くない。教え子つながりで知り合っただけで、そこまで親しいわけではないが、この際仕方ない。
「あー‥‥これから時間あるか」
「へっ?あ、はい。大丈夫ですけど」
他の男と反応が違う。もしかしてこいつには術が効いてないんじゃないか、と俺は思った。それはそれで目的の行為にどう持っていくか困るのだが、まあやる気満々なのよりマシだろう。
「飯でも行かねえか、ゆっくり話がしたい」
何で俺は男を口説いてるのだろう、と情けなくなったが、コトは一刻を争うようだ。5代目は別れ際に「あんまり時間が経つと悪化するから」と不吉なことを言っていたのだ。
「いいですね!ちょうど10班の子たちの近況を知りたかったんです。‥‥あの、良かったらうちに来ませんか?」
「え」
「あ、いや、もう夕食用の買い物しちゃってて‥‥」
そう言ってイルカは持っていたスーパーの袋を見た。
「ああ‥‥じゃあ、邪魔するかな」
家の方がそういう雰囲気になだれ込みやすいか、と俺は頷いた。
イルカは屈託のない笑みを浮かべ、こっちです、と道を指し示した。
 
 
 
 
 
「あれ‥‥アスマだ」
任務ですっかり遅くなってしまった俺は家路を急いでいたが、道の向こうに見知った影を見つけて足を止めた。
アスマもこっちに気付き、一瞬安堵の表情を浮かべたが、すぐに顔を強張らせた。不思議に思いながらも俺はアスマに近づいた。
「何してんすか、こんな時間に。‥‥‥‥どうしたんすか」
よく見るとアスマの服は乱れ、ところどころ破られてまでいる。髪も変な方向に跳ねているし。そう言えば少し涙目のような気もする。
「シカマル‥‥俺‥‥」
「ん」
「もう男なんて信じねえ‥‥」
そう言ってアスマはその場に座り込んでしまった。言動の意味が分からず、しばし途方にくれた俺は、とりあえず近くの自動販売機であたたかいお茶を買って、アスマに渡した。
「何があったんだよ」
公園のベンチに腰かけ、やっと落ちついた様子のアスマに問いかける。
アスマはぼそぼそと話し始めた。任務先で妙な術にかけられたこと。それを解くには男と性的関係を持つ必要があること。相手がなかなか見つからずに困っていたところにイルカが現れ、こいつならと家について行ったこと。和やかだった食事に薬が入っていて、身体の自由が利かなくなったところでイルカが豹変したこと。イルカがドSだったこと。それでも何とか上忍の意地と男のプライドでギリギリ逃げてきたこと‥‥。
「それは‥‥それは、ご愁傷様というか」
俺は言葉が出てこなかった。イルカ先生がアスマを襲う図なんて、どうにも想像できない。というか、信じられない。イルカ先生は少なくとも俺の前では優しい教師だったはずだが‥‥術のせいということにしておこう。
「で、結局術にはかかったままってことか」
「そうだな。‥‥無理だ、あんなこと‥‥」
何を思いだしたのか、アスマは手で顔を覆った。詳しくは聞いていないが、イルカ先生にはかなりのところまでされたようだ。
「シカマル‥‥お前、平気か?」
「あ?」
「俺といて変な気持ちになったりしねえのか?」
そう言えば、と俺は思った。聞けばその術は全ての男相手に作用するはず。しかし俺の状態は普段と全く変わらない。年齢が若すぎるのだろうか。それとも。
「しねえ‥‥しねえっつうか、ありえねえだろ、アンタを抱くとか」
言うと、何故かアスマは感極まった顔になり、俺の肩をがしっと掴んだ。
「な、なんだよ」
「信じるぞ?」
「え」
アスマはじっと俺を見つめた――俺は、アスマが何を考えてるのかを察してしまって、慌てて身を引いた。
「い、いや、アンタさっき『もう男なんか信じない』って言ったじゃねえか」
「俺はイルカのことはよく知らなかったけど、お前のことはよーく知ってる」
「ちょ、うわっ」
アスマはいきなり俺の身体を抱え上げ、公園の茂みの中へ入った。
「アスマ!てめ‥‥っ」
「頼む、人助けだと思って」
そう言うとアスマは強引に俺のズボンに手を突っ込んだ。
「ば、バカ!こ、こ、こんな‥‥外でなんて、無理に決まってんだろっ」
「騒ぐと人が来るだろうが」
「や‥‥あ、アスマ‥‥待て、って‥‥」
ぐいぐいと刺激してくる手を掴んで、必死にやめさせようとしたが、もちろん力で敵うはずもない。
「ちゃんと勃ったな、良かった」
「っ‥‥な、にすんのっ‥‥」
「飲む」
「は!?」
「大声出すな」
アスマは空いた方の手で俺の頭を自分の胸に押しつけた。
じたばたと抵抗していた俺も、すぐにそんな余裕を無くしてアスマの身体にしがみついた。
「は、あ‥‥あっ、アスマ、」
「出るとき言えよ」
「‥‥も、出る‥‥っ」
「え」
アスマは慌てて手を止めた。寸止めされた俺は情けない声を上げてしまい、自分の耳を覆いたくなったが、アスマがズボンの前を開け始めたのでそれもすぐに忘れてしまった。
「ま、待て、い、やっ‥‥」
自分の股の間に他人の顔がうずめられるなんて状況は、俺にはまだ早すぎた。しかしアスマは容赦なく口にくわえた。
「あ、あっ、あ‥‥っ」
ほとんど声にならない声を上げて俺は達した。
ぼやける視界の中、息を整えながらアスマを見ると、顔を思い切りしかめて口を押さえている。
「だ、大丈夫かよ」
これは本来なら俺にかけられるべき言葉じゃないのか?と思いながらも、青い顔のまま口を押さえて動かなくなったアスマを心配した。アスマはやっと、ごく、と喉を鳴らし、口から手を離した。
「女ってすげえ‥‥こんなもんよく飲めるよな‥‥」
眉間にしわを寄せ、アスマはさっき俺が買ってきたお茶をぐい、と飲んだ。
「どんな味すんの」
「何て言うか苦しょっぱ‥‥言わせんじゃねえよ!」
アスマは今度は顔を赤くして怒鳴ったので、俺は耐えきれずに吹き出した。
「おい、もう1回すんぞ」
「え」
2回分っつってた‥‥逃げるな」
俺は後ずさったが、アスマに腕を取られ諦めの溜息をつき、行為が再開される前に口をひらいた。
「‥‥なあ」
「なんだ」
「協力してやってんだから‥‥1個くらい、俺の言うことも聞けよ」
その言葉にアスマは少し顔を強張らせた。
「大したことじゃねえよ。その‥‥き、キス‥‥」
「あ?」
「‥‥キス、したい」
顔が熱くなるのに耐えながら、俺は言った。アスマはポカンとして俺を見ている。
「だ、だってこういうことするときは、その、するもんだろ!」
アスマが黙ってしまったので、俺は言わなきゃ良かったと思いつつ、一方でそれくらいしてもらったっていいだろうと怒った。
アスマはさらに少しの間固まっていたが、急に俺をガバッと抱きしめた。
「うわ」
「何、お前‥‥かわいいとか思わせるんじゃねえよバカ」
言いながら俺の唇を塞いだ。いきなりのことに俺は最初固く唇を結んでいたが、時間が経つとおずおずと応えられるまでになった。
ちゅ、ちゅっ、と音がする。夜の公園は静かで、その音だけが響く。そんなことに今更気付いて、今までの自分の声は随分周りに聞こえてたんじゃないか、と俺は途端に恥ずかしくなった。
アスマの手が再び脚の間に伸びる。もう抵抗などしないが、それでも俺は身体を強張らせた。
アスマは俺の耳元で口をひらいた。
「お前さ、」
「んっ‥‥」
「俺のこと好きだったのか」
「あ、えっ?」
急に言い当てられて、俺はびくんと反応してしまう。アスマはそれを面白そうに見て、俺の頬にキスを落とした。
「キスしたかったんだろ」
「う‥‥」
「なんてな。アレか、子どもだから術の効きが悪かったのか」
手をゆるゆると動かしながら言う。
「‥‥バカ」
「ん?」
「何でもねえ」
まさか術がどうのという前からずっとアスマのことを想っていたなどとは言えない。まして、「抱きたい」という気持ちがないのは「抱かれたい」の方が強いからだ、なんて‥‥。
アスマのキスを受けながら、俺は懸命に涙を堪えた。
 
 
 
 
 
2度目のものをようやく飲み込んで、俺は一息ついた。
「これで術は解けた‥‥のか?」
「知らねえよ」
シカマルはぶっきらぼうに言って顔を背けた。
落ちついてみると、自分の半分も生きてない子どもにあんな無茶なことをしてしまった、という罪悪感が湧いてくる。
「ごめんな、でも助かった。ありがとう」
素直に、俺は言ってシカマルの頭をできるだけ優しく撫でてやった。シカマルは大人しくしていたが、途端にうつむいて俺の手を払った。――泣いたように見えた。いや、見えなかったけど、そんな気がした。
「シカマル‥‥?」
顔を覗き込むと、シカマルはますます下を向いた。暗くても顔が真っ赤なのがわかる。
「大丈夫か。‥‥ごめん、な」
ふるふると頭を横に振る。俺が上を向かせようとすると、シカマルは必死でそれを遮って、
「無理‥‥顔合わせらんね」
と小さく言った。
ああ、何だ、照れてるだけか、と俺はほっとした。そしてその様子が何だかかわいく思えて、シカマルの額に軽く口づけた。
嫌がられるかと少し不安になった。術はもう解けたはずだし。でもシカマルは抵抗のそぶりを見せず、逆にやっと顔を上げて、唇を少し突き出したので、そっちにキスしてやった。
「やっぱりお前、俺のこと好きだろ」
「バカじゃねえの」
シカマルはまたうつむいてそれだけ言った。俺は笑ってシカマルを抱きしめた。
 
 
シカマルを家まで送ってやって、その後のことはあまり詳しく話したくない。
簡単に言うと、術はまだかかったままだった。口からだと即効性がない、という話を俺は忘れていて、自宅に着くまでの間、何人もの男に奇襲をかけられた。その中には見覚えのある奴もまあいた。銀髪の野郎とか、メガネの野郎とか、そんなのだ。
何とか家にたどり着くも、何故か中から知らん男が「お帰りなさい」と迎えてきた。トラウマになりそう。追い出すと別の男が窓から侵入し、それを阻止し、今度は玄関を破られ‥‥で、貞操は死守したものの、眠れなかった。
何とか家に侵入者避けのトラップを張り、術が解けるまでの間、紅に食べものの用意などを頼んだ。そのせいでお互い休日をつぶしてしまったので俺は紅にすまなく思った。何でここまでしてくれるのだろう、とも。最初は同情してくれているのかと思っていたが、24時間一緒にいてそうではないと知った。まあ‥‥結果的には良い方向に向かったわけだ。
 
再び平穏な生活に戻った。任務で忙しい日もあるが、男に尻を狙われるよりずっとマシだ。
全てが元通り、というわけではもちろんなかった。俺はもうまともにイルカの顔を見られなくなったし(向こうは普通に笑顔で接してくるのが逆に恐ろしい)、術の後遺症なのか前より男からの飲みの誘いが増えた気がする。行かないが。
紅と親密な関係になったという良い面もある。それに‥‥シカマル。シカマルは、これも術の後遺症だろうか、ふたりきりのときはときどきキスをねだる。俺がその仕種をかわいいと思っちまうのも、きっと後遺症なのだろう。
 
 
 
 
 
(了)
 
エロ漫画のような設定。ベーコンレタスって言い方は某大先生より。
多分自分が書いた文では初めてのイルカさんとアスマさんが幼馴染みじゃない設定。
 
最初はイルカさんに最後までさせようと思いました。
でも考え直して、シカマルに掘らせようと思いました。
イルカさんに手酷いことをされた傷心アスマさんを
シカマルが一生懸命優しくする‥‥アスマさんほだされる‥‥みたいな。
でも別に萌えなかったんで考え直しました。。
紅さんがおいしいとこどり。


ちょっとしたおまけを描きました。
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